会社で代表を長くやっていきますと、いろいろな組織、団体にも所属しながら、その中でまたお役を拝命し、会社以外での活動も増えていきます。

いま5つほどの団体の役員をやっていて、日々何かしらそれらの役の業務をこなしています。

そんな中、会社ではないので利害関係もないおかげで、いろいろと貴重な経験させていただいてるなと感じております。

若いころ、よく若手経営者向けの勉強会など参加していましたが、その中で2:6:2の原理というのを耳にしてました。

2割=組織を動かす人

6割=流れに合わせる人

2割=足を引っ張る人

簡単に言うとこんな感じですが・・・じゃぁ足を引っ張る2割を辞めさせたらどんどん組織はよくなるんじゃ?とか単純に思ってしまうのですが、これがうまくいかず、また新たな2割が出来ていくんです。

私もそういう組織をいろいろとみてきました。

ただ、面白いことに組織を動かす人が2割から増えればもっと活気が出るのではとも思うのですが、これ以上になると、対立が生まれて結局まとまらなくなるということもよくある話です。

そして動かす2割の器一つでその組織が活性化するか、衰退するかも決まってきます。

で、面白いのは動かす2割という人たちが入れ替わると、合わせて動いてた人たちがたちまち動かなくなり足を引っ張る側になったり、足を引っ張ってた2割が会に活気を持ってくる人になったり。

このところそういう、いろんな会の中にいながら、いろんな立場を演じなら私も楽しませてもらってます。

まぁせめて、気づいたときに足を引っ張る2割にだけはならないように、務めたいものですね。