見積WINGには予備の項目として積算1・2という項目が存在します。
これは通常、定価を入れたり下限額を入れたりとお客様によって自由に入れられるケースが殆どで、メーカーより決まった使い方は特に斡旋しておりません。
あるお客様でこんな使い方をされていました。
元々予算額も見積額もきっちり使っているお客様でしたので残った予備項目で何を入れるかといいますと、そこには業者さんに発注した金額やその後実際に支払った額、いわゆる工事原価を積算1に入力されていました。この欄は上階層に一括で入れることも出来るし、下階層から細かく積み上げて行くことも出来ますが、ここでは財務会計の管理ではなく現場での予算管理なので細かく入れず一括で入れていきます。
そうしていくと工種毎の原価が入力できて更に列間演算を利用すれば見積額との差額を積算2に取ることも可能になります。
計算式の登録方法はこちら
転送先:積算2
転送元:見積金額-積算1
注意:「下階層は処理しない」にチェックを入れますこれで原価管理ソフトなど無い場合でも現場での原価管理も簡易的に行うことが可能となります。
※ 協力業者さんは取引先マスターに登録して項目として登録することが可能
予備項目の使い方ひとつで様々な業務をこなすことが出来るのも見積WINGの柔軟なところになります。